パリのラ・ロシュフーコー街の屋敷
ここはモローが終生過ごし芸術活動をした館です。
彼は生前からこの自宅兼アトリエを自分の死後
自分の美術館として開館させることを計画していました。
展示位置から調度品にいたるまで細かくプロデュースした遺言を残し
彼の死後から5年・・・
1903年、世界で初めての個人美術館
「ギュスターヴ・モロー美術館」の開館を実現させました。
家具や陶器もモローが生きていた当時そのままです。
こちらが寝室。モローや家族の肖像画が飾られています。
2階のダイニングです
とても美しいですね!
モローも同じ目線で、将来のたくさんの来訪者がここから眺め感動することを
計算していたのでしょう・・・
モローが死の3年前となる1895年に製作した随一の大作
「 ユピテルとセメレ 」
非常に緻密で繊細な描写による複雑な構成
無秩序なのに調和を感じさせる個性的な色彩表現、
幻想性や神秘性を強調する線描。。。
とても晩年期とは思えない・・・
強いエネルギーを感じます!
モローは、
「目で見えるものは信じず、心で感じることを信じた。」
のではないのでしょうか?
そんな気がします
└ 嶋田 at 2009.11.17